資源・エネルギー
掲載記事 579件
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何が起きるか5 穀物暴騰 中国爆買いで大豆「一粒も無くなる」=柴田明夫
世界経済入門
国際穀物価格が7年半ぶりの高値水準にある。指標となる米CBOT(シカゴ穀物取引所)の先物市場の価格は、大豆が昨年4〜6月ご…
2021年3月22日
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中国の深層1 食料不足 自給率急減 21世紀に輸入6倍増=高橋五郎
世界経済入門
世界の穀物生産量を見ると、小麦の70%、コメの85%、トウモロコシの81%、大豆の97%を、中国や米国、ブラジルなど広大な…
2021年3月22日
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何が起きるか6 原油反落リスク 60ドル安定も産油国亀裂なら30ドル台=大越龍文
世界経済入門
原油価格が上昇してきている。金融市場などでは、原油価格の上昇と予想される世界景気の回復が重なり、インフレが強まるのではない…
2021年3月22日
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東日本大震災10年/3 南海トラフで「ゆっくり滑り」/45
鎌田浩毅の役に立つ地学
日本で近い将来に懸念される激甚災害の筆頭は南海トラフ巨大地震である。首都圏から九州までの6000万人が被災し、172兆~2…
2021年3月22日
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脱炭素の勝ち組は「石油・ガス会社」!? 国際石油開発帝石が水素と地熱と洋上風力に強いワケ
脱化石の本命
石油・ガスの開発・生産を得意とする国際石油開発帝石(4月に社名を「インペックス」に変更予定)が、世界的な脱炭素の流れを受け…
2021年3月17日
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3・11から10年「原発なき街づくり」を実現するための「リアルでポジティブな原子力のたたみ方」を議論しようじゃないか
漂流する原子力政策
3月11日の東日本大震災から10年。日本は福島原発事故という未曽有の大災害に直面し、原発ゼロか再稼働か、二項対立の議論が続…
2021年3月10日
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東日本大震災10年/1 防災・減災に研究者人生を注ぐ/43
鎌田浩毅の役に立つ地学
東日本大震災が発生した2011年3月11日午後2時46分ごろ、私は勤務先にほど近い京都市内の駅のホームに立っていた。電車の…
2021年3月8日
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トヨタは21年にも試作車発表?「全固体電池」実用化競争のゆくえ
水素・電池・アンモニア
現在、車載用電池はリチウムイオン電池(LiB)が多用されているが、同電池は電気自動車(EV)向けとしては、性能の限界に近づき…
2021年3月4日
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脱炭素の切り札?にわかに脚光を浴びる「アンモニア発電」とは何か
水素・電池・アンモニア
主に農業肥料用途として使われているアンモニア(NH3)が、発電用燃料としてにわかに注目されている。「二酸化炭素(CO2)フリ…
2021年3月3日
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再エネ推進派でも意外と知らない「グレー水素」「ブルー水素」「グリーン水素」の違い
水素・電池・アンモニア
現在、脱炭素が産業界の一大テーマになったことから水素に注目が集まるが、現状、日本では石油精製での利用や食品添加物などの産業用…
2021年3月3日
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ロサンゼルス テスラ車の充電料金50倍超に=土方細秩子
ワールドウオッチ
米電気自動車(EV)大手テスラのEVの充電費用に「異常事態」が発生している。1回当たり18ドルほどだった充電費用が900ド…
2021年3月1日
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インド 樹木の金銭的価値=藤原秀亘
ワールドウオッチ
樹木1本はお金に換算するといくらか──。インド最高裁判所は樹木の経済的価値を算出する数式の第1案を公表した。 案によると樹…
2021年3月1日
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「アンモニア発電」が原発に突き付けた“引退勧告”の重み
漂流する原子力政策
地球温暖化ガスの排出ゼロのゲームチェンジャーとして「アンモニア発電」が急浮上している。この排出ゼロの秘密兵器は、原子力発電…
2021年2月25日
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CO2排出ゼロで「日本から製鉄所が消える」の衝撃
エコノミストリポート
菅義偉首相が昨年10月、国会の所信表明演説で2050年にCO2など温室効果ガスを実質ゼロとする「カーボンニュートラル」を目指…
2021年2月25日
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水素2 活用進む業界 製鉄で出るCO2削減に効果 化学企業は「廃棄プラ由来水素」=和田肇
水素・電池・アンモニア
脱炭素社会を目指すなかで、鉄鋼業界が抱える大きな課題は、鉄鋼の原料となる鉄鉱石を、高炉内で高温にして溶かすための「コークス…
2021年2月22日
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水素4 エンジニアリング・重工 プラントは有望市場 CO2回収設備に各社注力=宗敦司
水素・電池・アンモニア
世界的に脱炭素の流れが加速する中、エンジニアリング・重工の主要市場である石油・ガス産業や、電力業界向けの需要は今後、大幅な…
2021年2月22日
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水素5 商社・エネルギー企業 製造・輸送から販売まで 新規事業を世界で展開=種市房子
水素・電池・アンモニア
拡大はこちら 水素銘柄の代表格といえばエネルギー専門商社・岩谷産業だ。国内で主に化学品製造時の副産物や化石燃料を原料として水…
2021年2月22日
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パナが太陽電池から撤退 三洋の技術を生かせず
深層真相
パナソニックが、2021年度中に、太陽電池の生産から撤退すると発表した。今後は、外部調達でパナソニックブランドの太陽電池の…
2021年2月22日
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図解で知る1 アンモニアは1兆円市場へ=和田肇
水素・電池・アンモニア
拡大はこちら アンモニアは化学肥料などの基礎原料として使われ、国内の利用量は年間約100万トン。 いま、「脱炭素」の取り組み…
2021年2月22日
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図解で知る2 全固体電池が来る!=中園敦二
水素・電池・アンモニア
図解のPDFはこちら 出光興産が2月16日、電気自動車(EV)事業に参入すると発表した。EVメーカーのタジマモーターコーポレ…
2021年2月22日
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表層海流と偏西・貿易風 地球全体の熱輸送を支配/41
鎌田浩毅の役に立つ地学
海の表面近くでは絶えず海水が流れている。海水の流れの中で表層をほぼ一定の速度で進む規模の大きい流れを海流と呼ぶ。海流は地球…
2021年2月22日
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Interview 塩沢文朗 「石炭火力発電で20%混焼ならアンモニア1000万トン必要」
水素・電池・アンモニア
政府でアンモニア発電の研究に携わった塩沢氏は、日本に技術優位性があり、海外市場にも拡大できると指摘する。(聞き手=和田肇・…
2021年2月22日
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Interview 菅野了次 「車載向け全固体の開発は順調 ガソリン車と同等目指す」
水素・電池・アンモニア
全固体電池の研究開発の第一人者である東工大の菅野了次教授に開発現状を聞いた。(聞き手=中園敦二・編集部)── 日本勢の全固…
2021年2月22日
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Interview 安藤寛信 「燃料電池大型トラックに先鞭 20年代後半までに量産へ」
水素・電池・アンモニア
次世代トラックの投入を目指す三菱ふそう。課題は水素充填インフラの整備だ。(聞き手=和田肇・編集部)── 開発中の水素を動力…
2021年2月22日
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蓄電池 大容量型は日本勢が先行 ガイシ、住友電工、古河電工=和島英樹
水素・電池・アンモニア
脱炭素社会の実現に向けて、二酸化炭素(CO2)を排出しない新エネルギーとともに鍵を握るのが、発電したエネルギーをためて必要…
2021年2月22日
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アンモニア発電に商機 燃料、タービンの大需要期 JERA、三菱パワー、川重、IHI=和田肇
水素・電池・アンモニア
国内最大の火力発電会社JERA(ジェラ)(東京電力ホールディングスと中部電力の合弁)は昨年10月、「2050年にCO2排出…
2021年2月21日
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参入続々、実験着々 空前の水素ブーム=種市房子
水素・電池・アンモニア
拡大はこちら 「脱炭素の切り札」と目される水素は、燃焼時に二酸化炭素(CO2)を排出しないという特性を持つ。次世代エネルギー…
2021年2月21日
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水素1 水電解装置 “グリーン水素”の大量製造時代へ 世界で400超のプロジェクト=中園敦二
水素・電池・アンモニア
“グリーン水素”の大量製造時代へ 世界で400超のプロジェクト 水電解装置は風力、太陽光発電などの再生可能エネルギーにより生…
2021年2月21日
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日本の電力需給ひっ迫に中国が関係する深い理由
LNG
今年に入り、日本が深刻な電力需給逼迫(ひっぱく)に苦しんでいる。寒波の来襲とともに暖房用の電力需要が増加し、電力の供給可能量…
2021年2月18日
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柏崎刈羽原発「ミス連発」 遠のく東電悲願の再稼働
深層真相
東京電力の経営を左右する柏崎刈羽原発の再稼働が、相次ぐ不祥事の発覚で当初想定から遅れそうだ。 全7基のうちの7号機について…
2021年2月15日
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地球の重量の約3割 海の原始生物が作った鉄鉱石/40
鎌田浩毅の役に立つ地学
地球表面の7割は海で覆われているので「水の惑星」と呼ばれる。しかし、重量で見れば地球は「鉄の惑星」とも言える。というのは、…
2021年2月15日
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EV化で争奪戦に?レアアースの脱・中国依存が進んでいる背景
ガソリン車ゼロ時代
2020年6月、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)法が改正され、同機構における新たな機能の一つとして…
2021年2月6日
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ガソリン車廃止で「日本の雇用が83万人減少」という不都合な事実
ガソリン車ゼロ時代
政府が2020年12月に発表した「グリーン成長戦略」では、「2050年に自動車の生産、利用、廃棄を通じて二酸化炭素(CO2)…
2021年2月5日
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再エネ推進で「2038年には原発ゼロ」が可能になるワケ
脱炭素
現行の日本の温室効果ガス削減目標は「2030年に13年比26%削減」と、EU(欧州連合)の1990年比55%削減と比べて著し…
2021年1月27日
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河野太郎氏が一本釣り 電力業界と因縁の官僚
深層真相
河野太郎規制改革担当相が、再生可能エネルギー拡大の異色の経済産業官僚を昨年秋に「一本釣り」し、電力業界に波紋が広がっている…
2021年1月25日
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EVで出遅れる日本 市場奪取へ勝負の10年=市川明代/白鳥達哉
ガソリン車ゼロ時代
<第1部 激変する自動車産業> ついに日本が「ガソリン車ゼロ時代」に突入する。日本政府は、国内の温暖化ガスの排出を2050…
2021年1月25日
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ガソリン車よりエコ! クルマの生産から廃車まで EVのCO2排出は「少ない」=桜井啓一郎
ガソリン車ゼロ時代
「電気自動車(EV)は、二酸化炭素(CO2)削減にはつながらない」という主張をよく耳にする。現状、化石燃料を燃やして得た電力…
2021年1月25日
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日産・ホンダ 「ハイブリッド」強化へ EVは“規制地”向けに=杉本浩一
ガソリン車ゼロ時代
p80 <第2部 電動化に揺さぶられる業界> かつて電気自動車(EV)一辺倒であった日産自動車の電動車戦略が大きく変化したの…
2021年1月25日
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世界市場2 米国 バイデンで加速するEVシフト 860万人雇用維持に業界必死=土方細秩子
ガソリン車ゼロ時代
ゼネラル・モーターズ(GM)は1月8日、「エブリバディ・イン」という電気自動車(EV)普及のための新しいキャンペーンを始め…
2021年1月25日
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世界市場3 欧州 「脱ガソリン」をリード 最大手VWはEVに懸ける=鶴原吉郎
ガソリン車ゼロ時代
ガソリン車販売禁止の先駆けとなった欧州では、自動車メーカーも積極的な電気自動車(EV)シフトを進める。 実際、コロナ禍の中…
2021年1月25日
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EVの“先” 「水素社会」目指すトヨタ 燃料電池車を突破口に=永井隆
ガソリン車ゼロ時代
トヨタ自動車は2020年末、燃料電池車(FCV)「MIRAI(ミライ)」の新モデルを発売した。水素にこだわる理由をミライの…
2021年1月25日
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脱炭素の落とし穴 道誤れば「ブラウン管」の二の舞い ガソリン車・HVは“次”への原資=長内厚
ガソリン車ゼロ時代
脱炭素化は、地球環境にとって喫緊の課題ではあるが、ガソリン車だけを目の敵にして規制することが、果たして最善策と言えるのだろ…
2021年1月25日
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電力再編の引き金 大手電力の「格付け」低下 脱炭素・原発で増える債務=廣瀬和貞
エコノミストリポート
日本の大手電力10社における2020年の社債発行状況を見ると、発行件数は10社合計で56件、発行額は1兆950億円と、19…
2021年1月25日
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宇宙の始まり「ビッグバン」 実は正しかった“大ボラ”の説/37
鎌田浩毅の役に立つ地学
宇宙は今から138億年前、何も物質がない「無」の空間に誕生した。その宇宙はできたとたん急激に膨張し、誕生からごく短い時間の…
2021年1月25日
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CO2排出量ゼロにより「中国で大量の失業者が発生」する構造問題
危ない中国
中国の習近平国家主席が昨年9月の国連総会で、2060年までに二酸化炭素(CO2)排出量の実質ゼロ(カーボンニュートラル)を目…
2021年1月24日
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中国の輸出管理法で影響も? 実は中国依存度が高い輸入品ランキング
危ない中国
中国で2020年10月、輸出管理法が成立した。中国ではこれまで輸出管理に特化した法律が存在せず、管理措置も先進国に比べ遅れて…
2021年1月23日
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事実上の人民元建て原油取引が実現?「サウジアラムコが人民元建ての社債発行を示唆」の衝撃
危ない中国
サウジアラビアの国営石油企業サウジアラムコが2020年11月、将来的に中国人民元建ての社債発行の可能性を表明した。世界最大の…
2021年1月22日
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水素 製造・貯蔵・運搬 岩谷産業が高値更新=編集部
3万円相場の投資術
エネルギー専門商社・岩谷産業の株価が1月に入っても、上場来高値を更新し続けている。2021年3月期連結最終(当期)利益予想…
2021年1月18日
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「カーボンゼロ」を法律に明記 政権変わろうとも必達の目標=南野彰
脱炭素
政府は昨年12月25日、菅義偉首相が宣言した「2050年カーボンゼロ」を具体化するための「グリーン成長戦略」をまとめた。温…
2021年1月18日
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ブラックホールの撮影成功 “フィクション”を覆した快挙/36
鎌田浩毅の役に立つ地学
2019年の春、宇宙にあるブラックホールの写真が世界で初めて撮影されたことが大きな話題となった。世界8カ所の電波望遠鏡をつ…
2021年1月18日