資源・エネルギー
掲載記事 799件
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地球の重量の約3割 海の原始生物が作った鉄鉱石/40
鎌田浩毅の役に立つ地学
地球表面の7割は海で覆われているので「水の惑星」と呼ばれる。しかし、重量で見れば地球は「鉄の惑星」とも言える。というのは、…
2021年2月15日
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EV化で争奪戦に?レアアースの脱・中国依存が進んでいる背景
ガソリン車ゼロ時代
2020年6月、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)法が改正され、同機構における新たな機能の一つとして…
2021年2月6日
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ガソリン車廃止で「日本の雇用が83万人減少」という不都合な事実
ガソリン車ゼロ時代
政府が2020年12月に発表した「グリーン成長戦略」では、「2050年に自動車の生産、利用、廃棄を通じて二酸化炭素(CO2)…
2021年2月5日
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再エネ推進で「2038年には原発ゼロ」が可能になるワケ
脱炭素
現行の日本の温室効果ガス削減目標は「2030年に13年比26%削減」と、EU(欧州連合)の1990年比55%削減と比べて著し…
2021年1月27日
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河野太郎氏が一本釣り 電力業界と因縁の官僚
深層真相
河野太郎規制改革担当相が、再生可能エネルギー拡大の異色の経済産業官僚を昨年秋に「一本釣り」し、電力業界に波紋が広がっている…
2021年1月25日
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EVで出遅れる日本 市場奪取へ勝負の10年=市川明代/白鳥達哉
ガソリン車ゼロ時代
<第1部 激変する自動車産業> ついに日本が「ガソリン車ゼロ時代」に突入する。日本政府は、国内の温暖化ガスの排出を2050…
2021年1月25日
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ガソリン車よりエコ! クルマの生産から廃車まで EVのCO2排出は「少ない」=桜井啓一郎
ガソリン車ゼロ時代
「電気自動車(EV)は、二酸化炭素(CO2)削減にはつながらない」という主張をよく耳にする。現状、化石燃料を燃やして得た電力…
2021年1月25日
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日産・ホンダ 「ハイブリッド」強化へ EVは“規制地”向けに=杉本浩一
ガソリン車ゼロ時代
p80 <第2部 電動化に揺さぶられる業界> かつて電気自動車(EV)一辺倒であった日産自動車の電動車戦略が大きく変化したの…
2021年1月25日
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世界市場2 米国 バイデンで加速するEVシフト 860万人雇用維持に業界必死=土方細秩子
ガソリン車ゼロ時代
ゼネラル・モーターズ(GM)は1月8日、「エブリバディ・イン」という電気自動車(EV)普及のための新しいキャンペーンを始め…
2021年1月25日
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世界市場3 欧州 「脱ガソリン」をリード 最大手VWはEVに懸ける=鶴原吉郎
ガソリン車ゼロ時代
ガソリン車販売禁止の先駆けとなった欧州では、自動車メーカーも積極的な電気自動車(EV)シフトを進める。 実際、コロナ禍の中…
2021年1月25日
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EVの“先” 「水素社会」目指すトヨタ 燃料電池車を突破口に=永井隆
ガソリン車ゼロ時代
トヨタ自動車は2020年末、燃料電池車(FCV)「MIRAI(ミライ)」の新モデルを発売した。水素にこだわる理由をミライの…
2021年1月25日
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脱炭素の落とし穴 道誤れば「ブラウン管」の二の舞い ガソリン車・HVは“次”への原資=長内厚
ガソリン車ゼロ時代
脱炭素化は、地球環境にとって喫緊の課題ではあるが、ガソリン車だけを目の敵にして規制することが、果たして最善策と言えるのだろ…
2021年1月25日
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電力再編の引き金 大手電力の「格付け」低下 脱炭素・原発で増える債務=廣瀬和貞
エコノミストリポート
日本の大手電力10社における2020年の社債発行状況を見ると、発行件数は10社合計で56件、発行額は1兆950億円と、19…
2021年1月25日
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宇宙の始まり「ビッグバン」 実は正しかった“大ボラ”の説/37
鎌田浩毅の役に立つ地学
宇宙は今から138億年前、何も物質がない「無」の空間に誕生した。その宇宙はできたとたん急激に膨張し、誕生からごく短い時間の…
2021年1月25日
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CO2排出量ゼロにより「中国で大量の失業者が発生」する構造問題
危ない中国
中国の習近平国家主席が昨年9月の国連総会で、2060年までに二酸化炭素(CO2)排出量の実質ゼロ(カーボンニュートラル)を目…
2021年1月24日
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中国の輸出管理法で影響も? 実は中国依存度が高い輸入品ランキング
危ない中国
中国で2020年10月、輸出管理法が成立した。中国ではこれまで輸出管理に特化した法律が存在せず、管理措置も先進国に比べ遅れて…
2021年1月23日
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事実上の人民元建て原油取引が実現?「サウジアラムコが人民元建ての社債発行を示唆」の衝撃
危ない中国
サウジアラビアの国営石油企業サウジアラムコが2020年11月、将来的に中国人民元建ての社債発行の可能性を表明した。世界最大の…
2021年1月22日
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水素 製造・貯蔵・運搬 岩谷産業が高値更新=編集部
3万円相場の投資術
エネルギー専門商社・岩谷産業の株価が1月に入っても、上場来高値を更新し続けている。2021年3月期連結最終(当期)利益予想…
2021年1月18日
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「カーボンゼロ」を法律に明記 政権変わろうとも必達の目標=南野彰
脱炭素
政府は昨年12月25日、菅義偉首相が宣言した「2050年カーボンゼロ」を具体化するための「グリーン成長戦略」をまとめた。温…
2021年1月18日
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ブラックホールの撮影成功 “フィクション”を覆した快挙/36
鎌田浩毅の役に立つ地学
2019年の春、宇宙にあるブラックホールの写真が世界で初めて撮影されたことが大きな話題となった。世界8カ所の電波望遠鏡をつ…
2021年1月18日
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思いやり予算増額のトランプとはもう交渉しない?バイデンとの関係作りを急ぐ菅外交
東奔政走
在日米軍の駐留経費を日本側が一部負担する「思いやり予算」。5年ごとに新たな額を決め、来年3月に現行の期限が切れるが、日米両政…
2021年1月7日
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「シェール革命」のインパクト 天然ガスは50年以上枯渇しない/34
鎌田浩毅の役に立つ地学
エネルギー関連のキーワードに「シェールガス」がある。シェール(頁岩(けつがん))から採取される天然ガスのことだが、石油や石…
2021年1月4日
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原油 年間通じて上昇基調に 中東緊迫なら60ドル台も=佐藤誠
マーケット総予測2021
WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)原油先物価格で、現在1バレル=40ドル台半ばにある原油価格は、2021年…
2021年1月4日
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トヨタ中心の「オールジャパン」がFCVに全力投球する一方ホンダが独自路線を歩んでいる理由
FOCUS
トヨタ自動車や岩谷産業などは12月7日、「水素バリューチェーン推進協議会」を設立した。自動車や発電など水素ビジネスを促進する…
2020年12月26日
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水素の本命がトラックでもトヨタが2代目ミライを投入したワケ
トヨタ自動車が、水素を燃料として走行する燃料電池車(FCV)の2代目MIRAI(ミライ)を発売した。開発責任者であるチーフ…
2020年12月24日
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クローズアップ2 ESG債 6年で発行額は10倍超 環境で覇権狙うEU=香月康伸/伊井幸恵
世界経済総予測2021
コロナ禍をへて、環境や社会問題などに資金の使途を限定した債券「ESG債券」の発行額が急増している。2020年は11月末時点…
2020年12月21日
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クローズアップ3 米政策 動き出す「グリーン戦略」 2兆ドル投資が一部実現へ=上野貴弘
世界経済総予測2021
2050年までに脱炭素化を実現することを目指し、バイデン次期大統領は今後4年間でインフラ再建とクリーンエネルギー分野に2兆…
2020年12月21日
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次のエネルギーの“主役” 採取技術が進化する天然ガス/33
鎌田浩毅の役に立つ地学
天然ガスは石油や石炭と同じく火力発電所で燃焼する化石燃料の一つで、2030年には世界の1次エネルギー(自然界から直接得られ…
2020年12月21日
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地球温暖化はCO2排出量増加だけでは説明できない理由 「炭素循環」とは何か
鎌田浩毅の役に立つ地学
実は、大気中の二酸化炭素濃度は、地球内部での炭素の循環や、大気と海洋の間での炭素のやりとりなど、複雑な相互作用によって決まっ…
2020年12月20日
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「温室効果ガス実質ゼロ」を隠れ蓑に菅政権が原発再稼働にまい進するワケ
原発
菅義偉首相は10月26日、臨時国会の所信表明演説で、二酸化炭素(CO2)など温室効果ガスの排出を2050年までに「実質ゼロ」…
2020年12月17日
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成長力 株高の先にある低成長社会 「脱炭素」にかじを切れるか=河野龍太郎
日本経済総予測 2021
ついにニューヨークダウが3万ドルを突破した。有効なワクチンの早期普及の期待が高まる中、遅れていた米国の政権移行プロセスも開…
2020年12月14日
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変わる大気中のCO2濃度 3億年前の氷河時代と同じ現在/32
鎌田浩毅の役に立つ地学
地球の歴史は気候変動の歴史でもある。約40億年前に地球表面が冷え固まって大地が誕生してから、地球上は温暖化と寒冷化を繰り返…
2020年12月14日
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サウジアラムコ 人民元建て社債発行へ 揺らぐドル基軸通貨=岩間剛一
FOCUS
サウジアラビアの国営石油企業サウジアラムコが今年11月、中国人民元建ての社債発行の可能性を表明した。これは、サウジアラムコ…
2020年12月7日
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ドバイ 石油の次は「水素」=池上理
ワールドウオッチ
二酸化炭素(CO2)を排出しないクリーンエネルギーである「水素」の製造を巡り、石油・ガスに恵まれる湾岸諸国の動きが活発だ。…
2020年11月23日
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「1トンあたり40グラムの金」品質では世界一の金山「菱刈鉱山」とは何か
鎌田浩毅の役に立つ地学
地下から採掘される金は、酸やアルカリに強いうえ耐腐食性に富み、高い温度でも変化しにくい貴金属の代表である。工業原料として高い…
2020年11月22日
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「シェール革命は終わった」のか……石油・ガス暴落の中で米国エネルギー産業で進む「ある異変」
エコノミストリポート
米国のシェールオイル・ガス関連企業で、M&A(合併・買収)が相次いでいる。長引く原油や天然ガス価格の低迷により苦境に陥ってい…
2020年11月19日
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コロナ下の世界で食糧価格が爆上がりしているワケ 中国の「食料爆買い」が需給をひっ迫させている……
コロナ株高の崩壊
シカゴ穀物相場は8月以降、上昇に転じている。大豆は10月12日に、1ブッシェル=10・60ドルと、2018年6月以来の高値を…
2020年11月4日
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勝つ業界負ける業界 バイデンなら再エネ堅調 関税引き下げで小売り復活=広木隆
コロナ株高の崩壊
トランプ氏かバイデン氏か、どちらが大統領選に勝つかによって楽観・悲観が最も対照的になる業界は、両者の主義主張が真逆な環境・…
2020年10月26日
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「もしノーベル賞に地球科学部門があれば確実に受賞していた」竜巻研究の世界的権威、藤田哲也博士の研究した「ダウンバースト現象」とは何か
鎌田浩毅の役に立つ地学
前回は竜巻のメカニズムを解説したが、今回は「ダウンバースト現象」を紹介しよう。発達した積雲や積乱雲から爆発的に吹き降ろす気流…
2020年10月24日
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原発は「コストが高すぎて採算がとれなくなった」の衝撃……原発産業はこのまま滅びてしまうのか
電力・ガス大再編
国内で稼働中の原子力発電所の原子炉は、9月18日時点で3基しかない(表)。 テロ対策で義務付けられる特定重大事故等対処施設…
2020年10月15日
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「アップルストアの入居がきっかけ」のマルイほか、日本の大手企業が再エネ100%を目指しているワケ
電力・ガス大再編
日本の大手企業が再生可能エネルギー(再エネ)を本格的に活用し始めた。 小売り大手の「丸井グループ」(丸井G、本社・東京都中…
2020年10月15日
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CO2削減で評判が悪いものの日本でも産出する貴重な資源……意外と知らない「石炭」の話
鎌田浩毅の役に立つ地学
石炭は過去に生育していた植物が地下に埋積され、熱や圧力を受けてできた化石燃料である。地球上でシダ類などの植物が大量に生育し…
2020年10月10日
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知っているようで意外と知らない地熱発電の仕組み なぜ日本で地熱発電が広がらないのか
鎌田浩毅の役に立つ地学
日本は世界有数の火山国で、そこに湧く温泉はまさに「火山の恵み」である。温泉は地下深部にあるマグマが地下水を温めた産物だが、…
2020年10月2日
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東は送電、西は発電の新社構想 関電、中部電は北陸電に食指か=和田肇
電力・ガス大再編
日本の大手電力会社9社(沖縄電力除く)とJパワーは今年4月、1995年から始まった電力システム改革の総仕上げとして、改正電…
2020年9月28日
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すでに日本車は競争相手にすらならない……トヨタ越えを果たしたテスラが中国市場でも断トツ 電池もパナソニックから韓国LGや中国製に切り替え独走態勢の予感
沸騰!脱炭素マネー
時価総額でトヨタ自動車を上回り、独走を続ける米電気自動車(EV)メーカー、テスラは2021年にEVの生産能力100万台を目…
2020年9月20日
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環境対応が遅れる日本企業から投資家が資金を引き揚げている……石油メジャーでさえ「再エネ転換」を宣言 環境対応できない企業には淘汰の道が待っている
沸騰!脱炭素マネー
石油メジャーの英BPが2020年8月4日に発表した20年第2四半期決算(4~6月)は、最終損益は過去最大の67億ドル(約7…
2020年9月19日
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「環境は金にならない」は完全に時代おくれの発想……世界中が注目する「脱炭素ビジネス」への投資は年60兆円規模に拡大している
沸騰!脱炭素マネー
「0の数が一つ違うかと思った」。アセットマネジメントOneが7月20日に運用開始したファンド「未来の世界(ESG)」が、当初…
2020年9月19日
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インド 雨水の資源利用に本腰=上町透
ワールドウオッチ
インドでは、早ければ2020年にもデリーを含む21の主要都市で地下水が枯渇、30年には水需要が水供給の2倍に達し、6億人が…
2020年9月19日
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「石炭火力の2分の1という低コスト」「1プロジェクトで原発100基分の大出力」「欧州ではすでにビジネスとして軌道に」未だに再エネをバカにする人が全く知らない洋上風力発電の最先端
沸騰!脱炭素マネー
洋上風力発電は欧州を中心に大きく成長してきた。脱炭素に本気で取り組む欧州各国は、再生可能エネルギーとして、特に大規模な電力…
2020年9月18日
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環境対応を軽視する昭和の企業に思わぬ落とし穴が……ESG評価の高い企業は採用でも有利なワケ
沸騰!脱炭素マネー
環境、社会、企業統治に注目するESG投資が拡大する中で、企業に対する投資家からの圧力が強まっている。特に最近は気候変動リス…
2020年9月18日