国際・政治
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FRBに迫るインフレ抑制・景気後退回避・金融システム安定のトリレンマ 長谷川克之
忍び寄る世界金融危機
米シリコンバレー銀行(SVB)破綻を同行固有の問題として片付けるのは危険だ。背景にある預金と債券の二つの危機を乗り切るには…
2023年4月14日
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欧米で共振する信用不安
忍び寄る世界金融危機
インフレ退治に向け米国が政策金利を引き上げ始めてから1年余り。急激な利上げの影響が米国の地銀破綻という形で表れた。欧州では…
2023年4月14日
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生演奏で勢い取り戻すブロードウェー 伊熊啓輔
ワールドウオッチ
今春に開幕したブロードウェー・ミュージカルのリバイバル2作品「キャメロット」と「スウィーニー・トッド」が、近年まれに見る大…
2023年4月14日
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IT企業のオフィス離れでサンフランシスコ閑散 瀧口範子
ワールドウオッチ
昨年末から、米サンフランシスコ市内やベイエリアに本社やオフィスを構えるテック企業は、相次いでオフィス縮小や、サブリースを始…
2023年4月14日
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アステラスの日本人社員拘束 海外勢の中国市場進出に冷や水 濱田一智
FOCUS
アステラス製薬の日本人社員が中国で拘束された事件は、改めて中国ビジネスの危うさを浮き彫りにした。特に製薬という点で、中国政…
2023年4月14日
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尹錫悦政権の“内紛”で懸念される日韓関係への悪影響 澤田克己
韓国
韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)政権で外交・安全保障を担当する部署の内紛が表面化した。日韓関係がようやく改善へ向かいかけて…
2023年4月7日
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中国仲介でイランとサウジアラビアが電撃的に関係修復――中東は米中綱引きの最前線に
外交関係を2016年以来断絶していたサウジアラビアとイランが3月10日、中国の仲介で関係修復に合意したというニュースが世界…
2023年4月6日
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“分断”拒む新興国 中印がもくろむ世界新秩序 荒木涼子/和田肇
世界経済入門2023
グローバルサウスの台頭を背景に、中国とインドが世界の新秩序作りに乗り出した。>>特集「世界経済入門2023」はこちら「グロ…
2023年4月3日
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ASEANの域外輸出増で対中輸入が増加 逃れられぬ「中国の呪縛」 越山祐資
世界経済入門2023
域外への輸出を増やすには、中国からの部素材が不可欠。「供給網の脱中国」は今のところ、掛け声倒れだ。>>特集「世界経済入門2…
2023年4月3日
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対露依存続く中央アジアにあってウズベキスタンは多角化探る 斎藤竜太
世界経済入門2023
表面的にはロシアとの一体性に大きな変化は見られないが、資源国では独自外交の動きも出ている。>>特集「世界経済入門2023」…
2023年4月3日
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アフリカで拡大する食料・債務危機 中国「一帯一路」が加速 吉田敦
世界経済入門2023
アフリカではコロナ禍、ウクライナ戦争で危機的状況に直面する国々が少なくない。中国の急速な進出が債務の増加につながっている。…
2023年4月3日
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“成長幻想”引きずる中国 過去12年間の固定資産投資1.3京円 津上俊哉
世界経済入門2023
高成長を追い、膨大な借金で投資を続けたツケを、中国経済は払うことになる。>>特集「世界経済入門2023」はこちら「中国の高…
2023年4月3日
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“新超大国”インド スマホと半導体製造に注力 石油対外依存がアキレスけん 椎野幸平
世界経済入門2023
インドは世界1位の人口による「内需」が成長の原動力だ。スマホや半導体の国産化を進めるが、エネルギー高に対する脆弱性もある。…
2023年4月3日
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中印“誘致合戦”に揺れる南アジア 内政混乱の引き金にも 深沢光樹
世界経済入門2023
南アジアは18億人の巨大人口を抱える。世界的な異常気象やインフレで経済にダメージを受ける中、中印の経済援助に揺れ動いている…
2023年4月3日
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大国インドネシア まもなく「新G7」中核国に 石井正文
世界経済入門2023
2040年代にはGDPで世界4位に浮上する大国インドネシア。日本の国益のためにも同国との連携は必要だ。>>特集「世界経済入…
2023年4月3日
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インドネシアがEV産業の育成支援 再エネ普及にも注力 増川智咲
世界経済入門2023
蓄電池に欠かせないニッケル産出国のインドネシア。人口は3億人近い規模で消費地としても魅力的だ。>>特集「世界経済入門202…
2023年4月3日
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成長力は突出のベトナム 環境悪化で持続可能性に課題 緒方亮介
世界経済入門2023
ベトナムは急成長中だが大気汚染、交通渋滞など課題が山積。日本がその解決に力を貸すチャンスだ。>>特集「世界経済入門2023…
2023年4月3日
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イラン 制裁下の“抵抗経済”で発展 急速に進む物価高が課題 佐藤佳奈
世界経済入門2023
中東では人口が多いイラン。国内市場も大きく、製造業も拡大している。経済制裁下にあって輸入に頼れないという状況も、さまざまな…
2023年4月3日
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“脱石油”掲げ8年目 サウジアラビアが未来都市に70兆円投資 庄司太郎
世界経済入門2023
サウジアラビアが四つの超巨大都市計画をスタートさせた。人口900万人の“壁面”都市「THE LINE」も建設する。>>特集…
2023年4月3日
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ウクライナ和平に存在感を示すトルコ 慢性的なインフレに苦慮 西浜徹
世界経済入門2023
ウクライナ和平交渉で存在感を示すトルコだが、政策運営や構造問題による慢性的なインフレに悩む。地震の被害も甚大だ。>>特集「…
2023年4月3日
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台湾は米中対立の“要石” 総統選に向け緊張はピークへ 市川真一
世界経済入門2023
中国の新型ミサイル開発で、地理的重要性が一層高まる台湾。総統選に向けた2024~27年は、緊張感が高まりそうだ。>>特集「…
2023年4月3日
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欧州経済を下押す“三つの重し”も24年以降は弱まる流れ 山本武人/江頭勇太
世界経済入門2023
2023年の欧州経済はわずかなマイナス成長が続くが、24年には回復軌道に。エネルギーの「グリーン化」が焦点だ。>>特集「世…
2023年4月3日
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人口減の韓国 若者の起業意欲と英語力で危機回避も 前川直行
世界経済入門2023
韓国では猛スピードでスタートアップ企業の拡大が続いている。ロンドンや上海を抜いて世界首位か。>>特集「世界経済入門2023…
2023年4月3日
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ロシア経済に制裁効果は見られず 変わらぬプーチン氏支持 雲和広
世界経済入門2023
ロシアはウクライナ戦争で経済制裁を受けても貿易黒字は大幅増加。厭戦気分も高まっていない。>>特集「世界経済入門2023」は…
2023年4月3日
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米国経済は来春先から景気回復へ 地政学的リスクに注意 荒武秀至
世界経済入門2023
金融不安が起きた米国経済だが、ステーキハウスやシアターは満席で消費は活発。利上げで下押すも、景気はほどなく回復に向かう。>…
2023年4月3日
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防衛費増額の国会論戦が空洞化 「手の内明かさない」首相の逃避 松尾良
東奔政走
昨年暮れ、政府・与党がまとめた防衛財源としての増税方針は、やや曖昧なものだった。 対象となる税ははっきりしている。法人税、…
2023年4月3日
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退役米軍人は1650万人 身近で敬われる存在 峰尾洋一
ワシントンDC
米国を飛行機で旅行したことのある人は、制服を着た軍人がファーストクラスの客より先に優先搭乗する光景を見たことがあると思う。…
2023年4月3日
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中国版の対話型AI登場 政府は急ピッチでルール整備 岸田英明
チャイナウオッチ 中国視窓
中国のIT大手、百度(バイドゥ)が3月16日、対話型人工知能(AI)サービス「文心一言(アーニーボット)」を発表した。「中…
2023年4月3日
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ドイツの空港職員らスト 10%超の賃上げ要求で労使対立 熊谷徹
論壇・論調
今年のドイツでは、高いインフレ率を背景に、産業別労働組合が10%を超える賃上げを要求し、交通部門を中心にストライキが多発し…
2023年4月3日
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韓国Z世代にハイボールブーム 趙章恩
ワールドウオッチ
新型コロナウイルス禍以降、家飲みが定着した韓国で、1990年代半ば以降に生まれたZ世代を中心にハイボールがはやっている。韓…
2023年4月1日
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プーマとナイキの“脱カンガルー皮革”は豪州農家を悩ませるか 守屋太郎
ワールドウオッチ
独プーマ、米ナイキのスポーツシューズ大手2社が3月、相次いでカンガルー皮革の使用をやめ、人工皮革に切り替えると発表した。 …
2023年4月1日
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サウジがeスポーツに積極投資 アンドリュー・ウェザオール
ワールドウオッチ
サウジアラビアは石油依存経済からの脱却へ向け、豊富な資金力でさまざまな企業に投資している。スポーツ分野への投資も目覚ましく…
2023年4月1日
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15%以上が飢餓状態のブラジルなのに42%が「肉の消費を減らしたい」と回答? 美代賢志
ワールドウオッチ
国際的なNGO(非政府組織)のマドレ・ブラバが今年3月、ブラジルと米国、英国、フランス、ドイツの5カ国の市民を対象にした、…
2023年4月1日
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インタビュー「日本の地震支援に深く感謝。新興国の発展へ協力強化を」コルクット・ギュンゲン駐日トルコ大使
世界経済入門2023
ウクライナ停戦を仲介するなど、国際社会でトルコの存在感が増している。同国経済や世界情勢について、コルクット・ギュンゲン大使…
2023年3月31日
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米銀破綻は2行で止まったが次の懸念はノンバンク 矢作大祐
世界金融不安
3月10日、資産総額2000億ドル(約26兆円)超の米シリコンバレーバンク(SVB)が預金流出に対応できずに債務超過となり…
2023年3月31日
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UBSに買収されたクレディ・スイスの社債2.3兆円が紙くずに 小田切尚登
世界金融不安
スイス2大銀行の一つであるクレディ・スイスが、同じく2大銀行のUBSに買収される形で167年の歴史に幕を下ろす。 3月19…
2023年3月31日
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ウクライナ和平案と前台湾総統の初訪中から読み解く習外交の戦略 遠藤誉
世界経済入門2023
習近平氏のウクライナ和平への意気込みは、「台湾の平和統一」というレガシーづくりと深い関係がある。>>特集「世界経済入門20…
2023年3月31日
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中東は“脱炭素”商機に世界の再エネ輸出拠点を目指す 土屋一樹
世界経済入門2023
アラブ世界は石油・天然ガス資源に固執していない。脱炭素を千載一遇の機会と捉えている。>>特集「世界経済入門2023」はこち…
2023年3月31日
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インタビュー「G7は自由・民主主義の価値を示せ」田中明彦JICA理事長
世界経済入門2023
ウクライナ戦争を経て世界秩序はどこへ向かうか。国際政治学者でもある田中明彦・JICA理事長に聞いた。(聞き手=荒木涼子/稲…
2023年3月31日
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分断されるグローバル経済 台頭する中国とインド
世界経済入門2023
冷戦後のグローバル経済がウクライナ戦争で分断されつつある中、グローバルサウスと呼ばれる新興国・途上国が「経済のデカップリン…
2023年3月31日
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ニューヨーク 戻らない昼間人口 冷泉彰彦
ワールドウオッチ
米国社会は今年春、ほぼ「ポストコロナ」の社会に移行しているが、全米最大の都市であるニューヨークの場合は依然としてコロナ前の…
2023年3月31日
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ミュンヘンでもディーゼル車規制 宮林和夢
ワールドウオッチ
ドイツ南部のミュンヘン市は2月1日、市の中心部に設定した「環境ゾーン」内でディーゼル車の走行規制を導入した。窒素酸化物の排…
2023年3月31日
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「いずれ政権交代」息巻く維新 次期衆院選にらみ神経戦も 中田卓二
東奔政走
9道府県知事選が3月23日に告示されたのを皮切りに統一地方選がスタートした。報道各社の世論調査で内閣支持率は持ち直しつつあ…
2023年3月27日
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米国社会で存在感高まるアジア系 アカデミー賞でも初の主演賞 小林知代
ワシントンDC
華やかな歌や踊り、ファッションが米国の春を彩るアカデミー賞。今年の授賞式は、アジア系移民にとって重要な意義を持つイベントに…
2023年3月27日
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米国がしかけるハイテク規制が中国のパワー半導体シェアを伸ばす恐れ 真家陽一
チャイナウオッチ 中国視窓
「集積回路(IC)は現代産業の中核で、国家の安全保障と現代化プロセスに関わる。習近平国家主席はIC産業の発展を重視し、多くの…
2023年3月27日
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経済低迷と大手企業の“脱英”は英国政府の無策のせいか 増谷栄一
論壇・論調
英国商工会議所(BCC)が3月初め、ショッキングな経済予測を発表した。英国の2023年国内総生産(GDP)実質成長率が前年…
2023年3月27日
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発展するナイジェリアのラゴス 次はコンゴ民主共和国のキンシャサか 水野大輔
ワールドウオッチ
コンゴ民主共和国(DRC)のキンシャサの推定人口が、直近でナイジェリアのラゴスを抜いたというデータがある。どちらも都市単体…
2023年3月26日
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英国でキノコ人気 シェア伸ばす椎茸 酒井元実
ワールドウオッチ
人々の菜食志向が急激に高まっている英国でキノコの消費が増えている。精進料理では、肉や魚といったたんぱく源となる食物の代わり…
2023年3月25日
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香港の23年見通しは中国本土の“正常化”頼み 江藤和輝
ワールドウオッチ
香港政府が2月に発表した2023-24年度財政予算案では、前年度に引き続き、市民の生活負担を軽減する一連の措置が盛り込まれ…
2023年3月25日
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日韓再構築を進める尹大統領 次の狙いは米韓関係 嚴在漢
ワールドウオッチ
日韓の大局的なパートナーシップ強化を打ち出す尹錫悦(ユンソンニョル)大統領。3月7日、尹氏は徴用工問題の解決策について「両…
2023年3月25日