学者が斬る・視点争点
掲載記事 285件
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スポーツとサイエンスの関係性 成塚拓真
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ルールが生み出すスポーツの「面白さ」と「複雑さ」を理解すれば、スポーツとサイエンスの関係性が分かる。そもそもスポーツとは何…
2023年7月3日
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SDGsへの貢献が期待される「グリーンボンド」とは キーリー・アレクサンダー竜太
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持続可能な開発目標(SDGs)に役立てるための資金調達手段「グリーンボンド」が拡大している。ただ、お金の使い道が偏っている…
2023年6月19日
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深層学習は金融技術にも革命をもたらす 山田俊皓
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深層学習を金融分野でも活用する動きが広がっている。人間の職業が奪われるといった「AI脅威論」は誤解が多い。AIで職は消滅せ…
2023年6月12日
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脱炭素に不可避な「二重の外部性」をGX債で解決する 小林航
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政府が新たに発行するGX経済移行債(GX債)。どのような狙いから発行されるのか。国債で前借りする財源で脱炭素技術を革新 政…
2023年6月5日
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発送電分離は再エネ導入にプラスか 杉本康太
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発送電分離が再エネ導入に有意な効果があることが、計量経済学を用いた分析で明らかになった。「機能分離」に風力発電を増やす可能…
2023年5月29日
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スポーツの“データ革命” 成塚拓真
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ボールや靴にセンサーを仕込み、スポーツのデータを取得する技術が進化している。AIがスポーツ選手を超える日 スポーツデータの…
2023年5月15日
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サプライチェーンのESG基準強化 キーリー・アレクサンダー竜太
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企業行動に関するESG(環境・社会・ガバナンス)の規制強化が進んでいる。特に欧州で先進的な動きが見られる。人権侵害リスクの…
2023年5月8日
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「リスクを移転」する金融工学の今後 山田俊皓
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ファイナンス理論では、将来のリスクを回避するには相応のコストがかかる。AT1債もそうした理論に基づいて価格付けされていた。…
2023年4月24日
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都市農業に住民の呼び込みを 小口広太
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援農ボランティアに支えられる都市農業。だが、住民と農業とのつながりは、まだまだ希薄だ。希薄なつながり 縮まらぬ距離 201…
2023年4月17日
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DR(需要応答)で電力不足を克服する 杜依濛
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電力不足に対応するために、デマンドレスポンス(需要応答)の活用が注目されている。IoT活用の需要制御が普及のカギ 2011…
2023年4月3日
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政策設計のカギは消費者目線 村上佳世
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自由な選択で「つかう責任」を果たせるか。消費者目線で環境や資源を巡る問題を考える。価格か品質表示か 問題の質と人間の特性を…
2023年3月27日
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人権や教育を含む人的資本の軽視が企業価値を損なう 馬奈木俊介
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気候変動対策で普及が進むEVだが、電池に使われるレアメタル採掘で児童労働が問題視されている。EV普及は脱炭素と児童労働助長…
2023年3月20日
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Z世代社員を理解することは企業を変革させること 上原渉
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人手不足解消には若手世代の離職抑制も大事だ。彼らへの理解は新しい組織作りのヒントになる。DX化は世代を超えた組織改革・成果…
2023年3月13日
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担い手を育てて都市農業を未来へ 小口広太
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存在価値が見直されている都市農業。守り、未来につなげるには、どうしたらいいのか。減少食い止める制度設計の議論を 1950年…
2023年3月6日
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再エネの普及で広がる再エネ発電の“出力抑制” 杜依濛
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太陽光発電の拡大に「余剰電力の有効活用」が必要とされている。細かな需給調整の市場整備を 日本の菅義偉政権は2020年10月、…
2023年2月27日
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消費者が電力を「由来」で選ぶ時代 村上佳世
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脱炭素を再生可能エネルギーで目指すなら、消費者はどのくらいの負担増を受け入れるのか。原子力より再エネを嗜好 東日本大震災と福…
2023年2月20日
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投資や需要を喚起する企業の「ESG」 馬奈木俊介
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ESG重視の投資人気などもあり、企業におけるESGの重要性が高まっている。日英などのフェアトレード活況 企業におけるESG…
2023年2月13日
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日本文化の非日常性が薄れ、海外進出は転換期に 上原渉
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海外での日本文化が「非日常経験」ではなくなった今、「日本発」の依存だけでは競争に勝てない。現地文化との「融合」「創発」へ …
2023年2月6日
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好循環生む学校給食への地場有機農産物の供給 小口広太
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長年の取り組みにもかかわらず、日本で有機農業は広がっていない。推進の鍵を握るのは学校給食だ。地域の魅力高めて農業も振興 日…
2023年1月30日
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ドイツの卸電力市場で価格高騰が発生した事情 杜依濛
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2021年、ドイツで電力価格が記録的に上昇した。ガス価格の高騰と石炭火力への逆戻りが背景だ。「風吹かず発電量低下」が電力価格…
2023年1月23日
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情報は「期待」も「幻想」も膨らませる 村上佳世
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消費者が製品を購入する際、品質をしっかり識別できる仕組みを整備しなければ、市場は失敗する。消費者の知識量も効果を左右する …
2023年1月16日
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企業主導でカーボンクレジット急伸 馬奈木俊介
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民間のカーボンクレジットは、公的なクレジットと比べて迅速に発行できる強みがある。自治体と連携したビジネスにも期待 国連気候…
2023年1月10日
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コロナ後の海外戦略の鍵は現地スタッフと駐在員の権限配分 上原渉
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海外市場で売り上げを伸ばすには、現地法人の販売への仕組み作り強化が欠かせない。>>連載「学者が斬る・視点争点」はこちら 多…
2023年1月4日
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農産物直売所や都市型マルシェにみる〈場の創出〉という大切な役割 小口広太
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農業の近代化は食と農の距離を広げた。つながりの再構築のため、食と農の交流が注目されている。「6次産業化」拠点になる直売所 …
2022年12月19日
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電力卸市場で2年前の冬に起きた異常な価格高騰のわけ 杜依濛
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電力卸市場での異常な価格高騰が新電力会社の経営を苦しめている。過度な「ブロック入札」で売り切れ発生か 2020年12月下旬か…
2022年12月12日
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「社会の損失」を可視化する 村上佳世
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価格に反映されない「社会の損失」を可視化することで、人々の価値観とその背景が見えてくる。「誰一人取り残さない」社会の経済合…
2022年12月5日
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「幸福度」向上は社会的な利益 馬奈木俊介
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人生の最後は幸福度が上がると考えられていたが、筆者の研究では70歳まで低下する傾向にある。幸福度低下を防ぐ手段は新たなビジ…
2022年11月28日
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IT進化で可能になった「モノのサービス化」が価値を生む 上原渉
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製品のコモディティー化が進む市場では、モノのサービス化が付加価値を生み出す。BtoBでは顧客の問題解決を通してサービスの差…
2022年11月21日
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食料自給率の低い日本で、持続可能な「フードシステム」構築を考える 小口広太
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ウクライナ危機で日本の食料構造の脆弱性が顕著に表れた。食と農のあり方を再考する時である。日本の食料供給構造は“綱渡り”状態…
2022年11月14日
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地域を活性化する「自治体新電力」 杜依濛
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自治体新電力は地域の雇用創出などで期待される一方、「地産電力」の確保が課題となっている。低い「地産エネルギー」比率がネック…
2022年11月7日
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「あなたの電力使用量は他の人より多めです」“節電ナッジ”の思わぬ副作用 村上佳世
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電力使用量を「人と比べる」ことで節電を促す。ただしやり方次第では逆効果になることも。急な節電要請では逆効果になることも「あ…
2022年10月31日
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自然資本も国富の一部、その軽視は経営リスクに 馬奈木俊介
学者が斬る・視点争点
人間の活動によって世界的に減少している「自然資本」。自然資本増加の取り組みが欠かせない。鍵となる気候変動対策と生物多様性保…
2022年10月24日
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企業のマーケティング能力を高める六つの考え方 上原渉
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製品の品質が素晴らしくとも、ビジネスの成功とは別だ。ヒントはマーケティングにある。営業経験だけで優れたマーケターは育たない…
2022年10月17日
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星野リゾートがコロナ禍で明示した「戦略コンセプト」から得られる三つの教訓 藤原雅俊
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経営者が自社の強みの本質を深くつかんでいれば、多様な環境に適用可能な柔軟性が生まれる。それは、コロナ禍のような危機対応でこ…
2022年10月11日
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累積走行距離が急拡大し進化する自動運転 糸久正人
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自動運転車の走行距離は年間で最大地球94周分と飛躍的に伸びている。米中勢の躍進が顕著だ。躍進が目覚ましいスタートアップ企業…
2022年10月3日
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ワクチン接種券の送付を「非効率」と切り捨てる前に注目すべき「意外な強み」 佐々木周作
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新型コロナウイルスワクチンの「クーポン券郵送」は一見、非効率にも思えるが、実は接種率上昇につながっている可能性がある。風疹で…
2022年9月26日
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「ジョブ型」人事を目指した過去に照らして今の人事改革を考える 江夏幾多郎
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人事管理の基本方針と状況に即した人事施策を立案し、修正するのが基本とすると、「ジョブ型」人事を解とすべき企業は、実は多くな…
2022年9月12日
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サーキュラー・エコノミーは環境保全と経済合理性のトレードオフを解消する=藤井秀道
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消費者が商品を長く使えば使うほど、企業の利益にもなるのが「循環経済」だ。資源効率性を高める行動が利益を生み出す これまで人類…
2022年9月5日
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Super CubからYouTube、iPhoneまで 実例に学ぶ「創発戦略」=藤原雅俊
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どれほど優れた企業であっても、事前にすべてを見通すことは難しい。ユーチューブやiPhoneもまた、事後的な学習が経営戦略に…
2022年8月29日
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脱炭素のためには合理的でも現実的でもないEV一辺倒=糸久正人
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電気自動車(EV)のみが、脱炭素の切り札という議論は性急すぎる。中長期的な温暖化対策の本命はプラグインハイブリッド車 自動…
2022年8月22日
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「転ばぬ先の杖」を用意する高齢者ほど「運転免許を返納しない」=佐々木周作
学者が斬る・視点争点
将来に向けて資産形成や相続の準備をしている高齢者と、準備をしていない高齢者。「運転免許を返納したかどうか」を聞いてみると、…
2022年8月16日
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経営戦略がいきいきするには人事部門の下支えが欠かせない=江夏幾多郎
学者が斬る・視点争点
人事部門がなすべきことは、経営者や現場の管理者、従業員が人事管理の当事者として振る舞えるよう、必要な手を差し伸べることだ。…
2022年8月1日
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地域でお金が循環する気候変動対策=藤井秀道
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地域に根ざした炭素排出削減に取り組むことで、地方の雇用の創出、地元産業の活発化につながる。生物多様性の損失防ぐ効果も期待 …
2022年7月25日
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起業には「自分ならできる」と認知する“場”が必要だ=藤原雅俊
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期待高まるスタートアップ企業=藤原雅俊 起業家の多彩な事業アイデアの着想過程に迫ることは、スタートアップ振興の機運を一過性の…
2022年7月19日
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円高を耐え抜いた日本企業の力が円安で顕在化=糸久正人
学者が斬る・視点争点
失われていない日本のものづくり 前期に続き、今期も増益・最高益を見込む日本企業が少なくない。ものづくり能力の高さが、円安で改…
2022年7月11日
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低投票率を伝える報道がかえって投票率を下げている?=佐々木周作
学者が斬る・視点争点
投票率上げる仕掛け「ナッジ」とは? 伸び悩む参院選の投票率。有権者は「投票することで社会が良い方向に変わる」というだけでは…
2022年7月4日
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テレワークの果実を得るにはオンライン空間の整備から=江夏幾多郎
学者が斬る・視点争点
濃密なオンラインの意思疎通目指す テレワークは「どうやるか」にかかっている。企業価値創出のため、オンラインコミュニケーション…
2022年6月27日
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脱炭素と経済的メリットをつなぐ金融制度とは=藤井秀道
学者が斬る・視点争点
気候変動は経済の一大リスク 世界の金融機関も脱炭素に取り組んでいる。気候変動に伴う自然災害で被る損失は甚大だからだ。市場メカ…
2022年6月20日
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新事業創造を担う二つの定石=藤原雅俊
学者が斬る・視点争点
新事業の確立を目指す企業にとって、強い内発的動機を持つ社員の主体的な推進と、想定顧客を絞って鮮明にニーズを把握する所作が鍵…
2022年6月13日
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ウイスキー・バブルはいつまで続くか=糸久正人
学者が斬る・視点争点
海外での高評価と需要増を受け、日本産ウイスキーの価格が高騰している。しかし、今後、供給が急増する見通しで、ブームの先行きに…
2022年6月6日