教養・歴史
掲載記事 1000件
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コロナ禍で深刻化・不可視化する女性の現実を集めたルポ 評者・後藤康雄
Book Review
『コロナと女性の貧困 2020─2022 サバイブする彼女たちの声を聞いた』著者 樋田敦子(ルポライター)大和書房 1760…
2022年12月2日
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2024年の米大統領選に向け、ペンス氏がトランプ派に決別を告げた自伝 冷泉彰彦
海外出版事情
アメリカでは、政治家が自伝や回顧録を出版することで、そこに政治的意図を込めるということが多い。バラク・オバマ氏の場合やヒラ…
2022年12月2日
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『ヤジと民主主義』 北海道放送報道部道警ヤジ排除問題取材班著 ころから 1980円
話題の本
『ヤジと民主主義』 北海道放送報道部道警ヤジ排除問題取材班著 ころから 1980円 2019年7月15日。札幌で、安倍晋三首…
2022年12月2日
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『手数料と物流の経済全史』 玉木俊明著 東洋経済新報社 2200円
話題の本
『手数料と物流の経済全史』 玉木俊明著 東洋経済新報社 2200円 手数料を得られる社会的仕組み「プラットフォーム」を持つ国…
2022年12月2日
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『男性中心企業の終焉』 浜田敬子著 文春新書 1078円
話題の本
『男性中心企業の終焉』 浜田敬子著 文春新書 1078円 146カ国中116位。「世界経済フォーラム」が今年7月に発表した「…
2022年12月2日
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『旅する漱石と近代交通』 小島英俊著 平凡社新書 1034円
話題の本
『旅する漱石と近代交通』 小島英俊著 平凡社新書 1034円 今年は鉄道開業150年。近代日本の黎明(れいめい)を告げる出来…
2022年12月2日
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11月10日~16日(ビジネス/フィクション)
丸善丸の内本店 週間ランキング
ビジネス1 オンラインでは目を見て話すな 竹本アイラ著 三笠書房 1540円2 リデザイン・ワーク 新しい働き方 リンダ・…
2022年12月2日
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ヴィクトリア朝に生きた挿絵画家とその妻の、単純ではない愛の物語 芝山幹郎
アートな時間
映画 ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ 邦題(「ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ」)を見ると、話にきれいごとが多いの…
2022年12月2日
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團十郎家「家の芸」で最も華やかな「助六」を堪能する 小玉祥子
アートな時間
舞台 市川海老蔵改め十三代目市川團十郎白猿襲名披露 十二月大歌舞伎八代目市川新之助初舞台 市川團十郎家の「家の芸」である「歌…
2022年12月2日
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管理職になれるかどうか不安。順番を待つしかなくもどかしいです/152
小川仁志の哲学でスッキリ問題解決
Q 管理職になれるかどうか不安。順番を待つしかなくもどかしいです 最近は会社でのポストが少なくなっており、管理職になれるかど…
2022年11月28日
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米経済の強さをVCとスタートアップの相互作用から描く 評者・諸富徹
Book Review
『ベンチャーキャピタル全史』著者 トム・ニコラス(ハーバード・ビジネス・スクール教授) 訳者 鈴木立哉新潮社 3960円 将…
2022年11月25日
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プーチン支持率の高さをロシア思想の「保守主義」と「ユーラシア主義」から解き明かす 評者・高橋克秀
Book Review
『プーチン戦争の論理』著者 下斗米伸夫(政治学者)集英社インターナショナル新書 946円 ロシアのプーチン大統領が始めたウク…
2022年11月25日
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『事例に学ぶ! ざんねんな企業、イケてる企業』 大庭聖司著 総合法令出版 1650円
話題の本
『事例に学ぶ! ざんねんな企業、イケてる企業』大庭聖司著総合法令出版 1650円 本書は中小企業診断士として1000件を超す…
2022年11月25日
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『ナイチンゲール 「空気感染」対策の母』 向野賢治著 藤原書店 2970円
話題の本
『ナイチンゲール 「空気感染」対策の母』向野賢治著藤原書店 2970円 ナイチンゲールといえば、世界史上で最も著名な看護師と…
2022年11月25日
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『アダム・スミスを読む、人間を学ぶ。』 滝川好夫著 ミネルヴァ書房 2860円
話題の本
『アダム・スミスを読む、人間を学ぶ。』滝川好夫著ミネルヴァ書房 2860円 経済を初めて総合的に論じた本として、不動の古典と…
2022年11月25日
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『SDGsは地理で学べ』 宇野仙著 ちくまプリマー新書 880円
話題の本
『SDGsは地理で学べ』宇野仙著ちくまプリマー新書 880円 世界で叫ばれるSDGs(持続可能な開発目標)の最新動向を、予備…
2022年11月25日
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11月3日~9日(ビジネス/新書)
丸善丸の内本店 週間ランキング
ビジネス1 「データは苦手」からの卒業 管理職のためのやさしい数値化技術 中野崇著 日経BP 2200円2 リデザイン・ワ…
2022年11月25日
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ANA労使へヒアリングを重ね、コロナ禍を切り抜けた姿に迫る 藤原秀行
著者に聞く
『雇用か賃金か 日本の選択』著者 首藤若菜さん(立教大学経済学部教授)社会的危機下に「雇用を支える適正な仕組みが不可欠」 新…
2022年11月25日
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邪馬台国は?倭の五王は? 日本古代史の新説次々 今谷明
歴史書の棚
日本の古代史は文献が少ないため、主として地下からの発見、すなわち考古史料の発掘によって常に書き換えられる特性がある。200…
2022年11月25日
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東京・渋谷の最大書店閉店が改めて暴く大型店の「不便」=永江朗
出版業界事情
「MARUZEN&ジュンク堂書店渋谷店」(MJ渋谷)が2023年1月31日で閉店する。11月1日、公式サイトで発表された。閉…
2022年11月25日
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独りで中絶に向き合う女性を通し、一方的に道を閉ざされる普遍的恐怖を描く 勝田友巳
アートな時間
映画 あのこと 社会意識の変化でどれほど性別の垣根が低くなったとしても、「男性=オス」には経験できないことがある。妊娠と出産…
2022年11月25日
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へんてこりんでけた外れな魅力と、異様な偉容と 石川健次
アートな時間
美術 展覧会 岡本太郎 1970年の大阪万博に行けなかった私は、自慢気に話すクラスの友達がうらやましかった。ずいぶんと親をう…
2022年11月25日
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日本は戦争はしていないのに、平和とは程遠い感じがするのはなぜ/151
小川仁志の哲学でスッキリ問題解決
Q 日本は戦争はしていないのに、平和とは程遠い感じがするのはなぜ 日本は治安がよく、格差も相対的に小さいことから「平和ボケの…
2022年11月21日
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「音楽後進国」を「音楽大国」に チャイコフスキーの偉業 中川右介
戦争とロシア芸術
芸術大国ロシアはかつては“音楽後進国”だった。天才作曲家たちは、音楽で生計を立てられず、波瀾(はらん)万丈の人生を送ってい…
2022年11月21日
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権力に伴走してきたロシアバレエに戦争が「意味」を問う 斉藤希史子
戦争とロシア芸術
権力に翻弄(ほんろう)され続けてきたロシアのバレエ。ウクライナ侵攻はウクライナとロシアの双方に「芸術の意味」を問うている。…
2022年11月21日
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クラシック音楽界が「ロシア拒否」で失ったものの大きさ 梅津時比古
戦争とロシア芸術
ロシア・プログラムの上演中止やロシア人指揮者の解雇により、音楽界から姿を消したロシア音楽。今後いかに「取り戻していくか」が…
2022年11月19日
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現世代と将来世代の互恵関係を探る知的冒険の書 評者・齊藤誠
Book Review
『哲学と経済学から解く世代間問題 経済実験に基づく考察』著者 廣光俊昭(財務総合政策研究所客員研究員)日本評論社 5940円…
2022年11月18日
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明治後期にあった株主重視の風潮はいつ骨抜きになったのか 評者・平山賢一
Book Review
『日本のコーポレート・ガバナンス史 データ分析で読み解く』著者 川本真哉(南山大学経済学部教授)中央経済社 2970円綿密な…
2022年11月18日
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『大地を拓く』 緒方英樹著 理工図書 1980円
話題の本
『大地を拓く』 緒方英樹著 理工図書 1980円 日本は地震の頻度ばかりが報道されがちだが、暮らしを支えるこの母なる大地につ…
2022年11月18日
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『ステークホルダー資本主義』 クラウス・シュワブ、ピーター・バナム著 日経ナショナル ジオグラフィック 2640円
話題の本
『ステークホルダー資本主義』 クラウス・シュワブ、ピーター・バナム著 日経ナショナル ジオグラフィック 2640円 タイトル…
2022年11月18日
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『非科学主義信仰』 及川順著 集英社新書 1089円
話題の本
『非科学主義信仰』 及川順著 集英社新書 1089円 コロナ禍に対してワクチンもマスクも無効だとする運動。気候変動で頻度の高…
2022年11月18日
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『天才たちの未来予測図』 高橋弘樹編著 マガジンハウス新書 1100円
話題の本
『天才たちの未来予測図』 高橋弘樹編著 マガジンハウス新書 1100円 世界で活躍してきた若き天才4人が卓越した知性を基に「…
2022年11月18日
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10月27日~11月2日(ビジネス/ノンフィクション)
丸善丸の内本店 週間ランキング
ビジネス1 SX サステナビリティ 経営 実践編 ベイカレント・コンサルティングSXワーキンググループ著 日経BP 198…
2022年11月18日
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定年後再雇用された熟年社員の心の葛藤、洒脱な問答で描く 美村里江
書評 読書日記
×月×日 ご近所さんから庭で採れたという柿を頂き、甘くとてもおいしかった。幼少期、風雨で落ちた青柿を拾うのが好きだったのを思…
2022年11月18日
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サラリーマンが歓迎した「中年教養文化」としての司馬遼太郎 井上寿一
歴史書の棚
司馬遼太郎は存命ならば今年99歳、来年、生誕100年を迎える。没後四半世紀を経ても読み継がれている。「国民作家」と呼ぶにふ…
2022年11月18日
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中国の伝統的な老舗企業をいかに現代に承継するか 菱田雅晴
海外出版事情
1972年の日中国交正常化から中国が改革開放を政策として謳(うた)い上げるまでの70年代、日中間には数多くの技術交流ミッシ…
2022年11月18日
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コロナ禍の異なる物語が四つ、別々の主人公を女優1人が演じたオムニバス 寺脇 研
アートな時間
映画 ワタシの中の彼女 もう3年近くに及ぶコロナ禍は、わたしたちの生活を一変させてしまった。いつかは元の日常に戻れるのかもし…
2022年11月18日
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琉球米軍司令部(ライカム)跡地で描く沖縄と本土の距離感 濱田元子
アートな時間
舞台 KAAT神奈川芸術劇場プロデュース 「ライカムで待っとく」 タイトルにある「ライカム」という言葉を聞いて、すぐに分かる…
2022年11月18日
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追悼 小宮隆太郎 経済学者、東京大学名誉教授 政策当局も米国も経済理論で否定する「通念の破壊者」 後藤逸郎
FOCUS
戦後日本の近代経済学の泰斗で、国際経済学論をけん引した東京大学名誉教授・青山学院大学名誉教授の小宮隆太郎氏が10月31日、…
2022年11月17日
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能力も経験も違う人たちをまとめるいい方法はありませんか/150
小川仁志の哲学でスッキリ問題解決
Q 能力も経験も異なる人たちをチームとしてまとめるいい方法はありませんか 能力も経験も異なる人たちを、一つのチームとしてまと…
2022年11月14日
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海賊を祖とする“海の国”の資本家が今“ゼロ金利”で衰え始めている 水野和夫
歴史に学ぶ 戦争・インフレ・資本主義
「ゼロ金利」が何を意味するか──。経済史を丹念に調べ続けた筆者が、その本質を鋭く説く。>>特集「歴史に学ぶ 戦争・インフレ・…
2022年11月14日
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現場と違う理念で組織変革を目指す人にお勧め 評者・加護野忠男
Book Review
『中二階の原理 日本を支える社会システム』著者 伊丹敬之(国際大学学長)日経BP 1980円経営変革の背景となる日本独自の発…
2022年11月11日
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比較解剖学から進化の歴史を探る 評者・池内了
Book Review
『キリンのひづめ、ヒトの指 比べてわかる生き物の進化』著者 郡司芽久(東洋大学生命科学部助教)NHK出版 1650円生命は「…
2022年11月11日
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『シンクロと自由』 村瀨孝生著 医学書院 2200円
話題の本
『シンクロと自由』 村瀨孝生著 医学書院 2200円 介護現場で働く著者がつづる数々のエピソードは、切なくておかしい。介護は…
2022年11月11日
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『「おいしい」を経済に変えた男たち』 加藤一隆著 TAC出版 1760円
話題の本
『「おいしい」を経済に変えた男たち』 加藤一隆著 TAC出版 1760円 吉野家、ロイヤルホスト、モスバーガー、グリーンハウ…
2022年11月11日
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『沖縄県知事 その人生と思想』 野添文彬著 新潮選書 1760円
話題の本
『沖縄県知事 その人生と思想』 野添文彬著 新潮選書 1760円 米軍基地問題で常に政府と激しく対立する印象が強い沖縄県知事…
2022年11月11日
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『森鷗外 学芸の散歩者』 中島国彦著 岩波新書 968円
話題の本
『森鷗外 学芸の散歩者』 中島国彦著 岩波新書 968円 今年は森鷗外の生誕160年、没後100年の節目の年にあたる。夏目漱…
2022年11月11日
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10月20日~10月26日(ビジネス/フィクション)
丸善丸の内本店 週間ランキング
ビジネス1 起死回生ロード 倒産寸前企業の事業再生 神門剛著 幻冬舎メディアコンサルティング 990円 2 リデザイン・…
2022年11月11日
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精神科治療は病院も本人も家族も共に努力を 高部知子
書評 読書日記
×月×日 私が精神科医療で働くようになって20年近くなるであろうか。出会った患者さんとの思い出がたくさんある。認知症、気分障…
2022年11月11日
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人気作家・余華が激動の清末民初を舞台に、必死に生きる男女を描く 加藤徹
歴史書の棚
余華著、飯塚容翻訳の『文城(ウェンチョン) 夢幻の町』(中央公論新社、4400円)は読み応えのある時代小説だ。 20世紀は…
2022年11月11日